《仮交際②》大学の先輩Dさん

お見合いの翌朝、仮交際成立の連絡を受け、夜にファーストコールがありました。

 

ファーストコールをかける時間って、少し性格が出る気がします。

Dさんからは予定時刻より3分早く着信がありました。

ちなみに私は時間ぴったりにかけるタイプです。

 

「乃神です!お電話ありがとうございます!」

「Dです。ッ昨日はありがとうございました。ッ取り敢えず緊急事態宣言が解除されたら、ッ食事でも行きましょう。」

「こちらこそ、ありがとうございました。そうですね。緊急事態宣言が解除されるのを待ちましょう。」

 

Dさんについて、笑顔以外に気になるところが、これです。

癖なのか、話し始めに何か引っ掛かるんです。

電話口だと、オンラインお見合いの時以上に気になってしまいます。

ファーストコールですし、緊張しているというのもあるとは思いますが…。 

 

今回も緊急事態宣言発令中のため初デートの予定を立てることができず、2分程度の通話で早々に切り上げました。

 

無事LINE交換も済ませ、最初のやり取りの後、どちらからも連絡しないまま、、、

仮交際成立から1週間が経ちました。

 

緊急事態宣言も解除された頃、Dさんから仕事の状況などを尋ねるメッセージが届き、そこからは一日数通のやり取りが1週間続きました。

世間話や趣味についてやり取りをしていたんですが、何かしっくりきません。

恐らくDさんはそんなつもりないとは思うのですが、言葉の節々に馬鹿にされているように感じるというか…。

笑うタイミングではないところで語尾に(笑)が付けられたりして、違和感があるんです。

 

やり取りを続ける中で違和感は増す一方で、取り敢えず直接会ってみようと思い、こちらからお誘いしました。

お誘いのメッセージを送った2日後、ランチをご一緒することになりました。

お見合いから2週間後、実はCさんより早いタイミングでの初デートです。

 

「乃神さん家の周辺に、どこかいいお店はありますか?」

近くまで来ていただけるようです。こういう心遣いは嬉しいです。

「〇〇とかどうでしょう?他にどこか候補はありますか?」

もちろんお互いの居住地の中間地点辺りで候補を挙げました。

「乃神さんが言った店か、◇◇か△△とかがいいのかなって。」

 

前半は付け足しただけなことが明らかなのはいいとして。

居住地とお店との位置関係を説明すると、こんな感じです。

乃神ー〇〇ーDさんー◇◇ーー△△

 

Dさんが候補に挙げてくれた2店、どちらもうちから遠いです。

なぜこの2店を候補に挙げられたのか不思議です。 

 

遠いなと思いながらも、折角候補に挙げてもらったので、念のため2店の営業状況を調べました。

一応緊急事態宣言は解除されましたが、営業再開していないお店も多いんですよね。。。

すると案の定、どちらも休業中!!!

 

もしかして緊急事態宣言発令前に仮交際相手と使ったお店なんでしょうか。

 

「Dさんが挙げてくれたお店、どちらも休業中みたいですよ?」

「調べたら休業中でした。ごめんなさい。」

ということで、私が挙げたお店に行くことになりました。

 

次回、Dさんとの初デート編です。