《仮交際②》大学の先輩Dさん/2回目デート前編

初デートの数日後、次回のデートのお誘いがありました。

どこか良いところはあるかと丸投げされたので、食事・映画・水族館を候補に挙げたところ、水族館に行くことになりました。

誘う側が候補を挙げるものでは…?

 

先にランチを食べてから行こうと提案され、候補の店を挙げていただきました。

前回のことがあるので(Dさんが挙げた候補店が全て休業中)、まさかね・・・と思いながら調べてみたところ、

 

案の定《ランチ休業中》の表示が。。。

 

「ランチ休業中じゃないですか?」

「今回はサイトを見て大丈夫かなと思ったんですが…」

今回は一応確認されたそうです。そうですか……、私が探しますね。

「行きたい店を調べてみたんですが、〇〇か◇◇はどうでしょう?」

「〇〇はどうですか?」

これにイラっとした私は短気ですね。私が探した店なんだけど!?って思いました笑

私なら「どちらも良さそうな店ですね!パスタが美味しそうなので、〇〇に行ってみたいです!」って感じの返事をします。細かいことですが、感覚の違いですね。。。

「行きたい店しか挙げてないので大丈夫です。」

「そこにしましょう!」

 

駅で待ち合わせて、Dさんの車に同乗して、一緒にランチをしてから水族館に向かうことになりました。

 

デートの計画をした後も、趣味についてなど雑談を続けていたんですが、所々で会話のテンポ?感覚?がズレてて合わない感じがしました。

 

例えば、好きな映画について。

「どんなジャンルでも観ますが、最近だと〇〇、△△、◇◇が面白かったです。」

「◇◇はテレビで見ました。好きな俳優が出てたりしてよかったなって。」

正直、「へー、そうなんですねー」って言おうかと思いましたが、一応質問しました笑

「好きな俳優って誰ですか?」

「××さんです。真面目な役もコミカルな役も演じることがあって好きなんです。」

俳優とはそういう(様々な役を演じ分ける)仕事だと思っていました。

なお「好きな俳優の××さんが出演していたので~」って言い方をして欲しいです。

「××さんが好きなんですね!□□とか■■にも出てましたね!」とスムーズに会話を広げられるのに、わざわざ質問させないで欲しいです。

 

「続編も楽しみですね!」

「続編が上映されたら、観に行くんですよね?」

「観に行きますよ!」

なんか質問の仕方が変じゃないですか!?私が変なんですか!?

「続編が上映されたら、一緒に観に行きましょう(観に行きませんか?)」で良くないですか!?

「是非一緒に行きましょうね!」って私から誘う必要があったんですか!?

 

そうこうしながらも、デート2回目の当日を迎えました。。。

《仮交際②》大学の先輩Dさん/初デート

Dさんとの初デート当日です。

 

第一印象は特に大事なので、ちゃんと気合入れてワンピースを着て、約束の時間の15分前には待ち合わせ場所に到着しました。

5分前にはDさんも到着され、無事初対面することができました。

 

「乃神です!今日はよろしくお願いします!」

「ッDです。こちらこそッよろしくお願いします。」

 

これはやはり気になりますが…。

Dさんの第一印象、想像以上に良かったです!!

私好みの落ち着いた雰囲気の方で、オンラインで話すよりも明るく感じました。

 

清潔感があるシンプルな服装で、靴もオシャレで、かなり好印象です!

Dさんにとても似合っていて、センスが良いなと思いました。

 

 

挨拶もそこそこに、入店しました。

混雑する時間を外したので、店内は空いていて話しやすかったです。

 

ランチを食べながら、大学やバイトの話など懐かしい話をお見合いの時以上に掘り下げて話してぼちぼち盛り上がりました。

対面だと聞きやすくなるので、出身高校や仕事の話も少し踏み込んで話せます。

 

プロフィールの休日欄が空欄で、お見合いの際にも不定休だと言っていたのですが、詳しく教えてもらうことができました。

 

一定のリズムを繰り返す勤務体系らしく、土日関係なく出勤日があり、夜勤もあるようです。

Dさん本人はもう慣れていて平気らしいですが、私自身はカレンダー通りに毎日同じ生活リズムで働いているので、結婚して一緒に生活するとなると、、、少し不安になりました。

 

ちなみにDさん、あまり趣味がありません。

プロフィールに旅行が趣味だと書かれていたのですが、最後に旅行したのも結構前のことで、その旅行も友人に連れて行かれただけらしいです。。。

 

2時間近く対面で話していると、話し始めの引っ掛かりが少し気にならなくなってきました。

 

お礼のLINEを送ると、また会いたいと返信が来ました。

もう一度会ってみようと思います。

 

次回、2回目のデートです。

《仮交際②》大学の先輩Dさん

お見合いの翌朝、仮交際成立の連絡を受け、夜にファーストコールがありました。

 

ファーストコールをかける時間って、少し性格が出る気がします。

Dさんからは予定時刻より3分早く着信がありました。

ちなみに私は時間ぴったりにかけるタイプです。

 

「乃神です!お電話ありがとうございます!」

「Dです。ッ昨日はありがとうございました。ッ取り敢えず緊急事態宣言が解除されたら、ッ食事でも行きましょう。」

「こちらこそ、ありがとうございました。そうですね。緊急事態宣言が解除されるのを待ちましょう。」

 

Dさんについて、笑顔以外に気になるところが、これです。

癖なのか、話し始めに何か引っ掛かるんです。

電話口だと、オンラインお見合いの時以上に気になってしまいます。

ファーストコールですし、緊張しているというのもあるとは思いますが…。 

 

今回も緊急事態宣言発令中のため初デートの予定を立てることができず、2分程度の通話で早々に切り上げました。

 

無事LINE交換も済ませ、最初のやり取りの後、どちらからも連絡しないまま、、、

仮交際成立から1週間が経ちました。

 

緊急事態宣言も解除された頃、Dさんから仕事の状況などを尋ねるメッセージが届き、そこからは一日数通のやり取りが1週間続きました。

世間話や趣味についてやり取りをしていたんですが、何かしっくりきません。

恐らくDさんはそんなつもりないとは思うのですが、言葉の節々に馬鹿にされているように感じるというか…。

笑うタイミングではないところで語尾に(笑)が付けられたりして、違和感があるんです。

 

やり取りを続ける中で違和感は増す一方で、取り敢えず直接会ってみようと思い、こちらからお誘いしました。

お誘いのメッセージを送った2日後、ランチをご一緒することになりました。

お見合いから2週間後、実はCさんより早いタイミングでの初デートです。

 

「乃神さん家の周辺に、どこかいいお店はありますか?」

近くまで来ていただけるようです。こういう心遣いは嬉しいです。

「〇〇とかどうでしょう?他にどこか候補はありますか?」

もちろんお互いの居住地の中間地点辺りで候補を挙げました。

「乃神さんが言った店か、◇◇か△△とかがいいのかなって。」

 

前半は付け足しただけなことが明らかなのはいいとして。

居住地とお店との位置関係を説明すると、こんな感じです。

乃神ー〇〇ーDさんー◇◇ーー△△

 

Dさんが候補に挙げてくれた2店、どちらもうちから遠いです。

なぜこの2店を候補に挙げられたのか不思議です。 

 

遠いなと思いながらも、折角候補に挙げてもらったので、念のため2店の営業状況を調べました。

一応緊急事態宣言は解除されましたが、営業再開していないお店も多いんですよね。。。

すると案の定、どちらも休業中!!!

 

もしかして緊急事態宣言発令前に仮交際相手と使ったお店なんでしょうか。

 

「Dさんが挙げてくれたお店、どちらも休業中みたいですよ?」

「調べたら休業中でした。ごめんなさい。」

ということで、私が挙げたお店に行くことになりました。

 

次回、Dさんとの初デート編です。

【オンラインお見合い②】大学の先輩Dさん

お相手からの申し込みを受けました。


【お相手情報】
県内在住/非喫煙者/30代前半/年収400万以上/身長170cm程度/細身

 

【受けた理由】

元々私の方からお気に入り登録していた方です。 

真面目そうな雰囲気の方で、外見も結構好みです。

 

ただ、プロフィールで少し気になることが2点。

・一人っ子長男

・もしかして、共感力が低いかも…?

 

 

 

緊急事態宣言発令中だったため、今回もオンラインお見合いになります。

 

10分前に入室し、いつ始まっても大丈夫なようにスタンバイします。

皆さんも時間通り入室して待機されていたらしく、それほど待たずして開始され、全員が映りました。

 

Dさんは緊張しているのか少し表情が硬いですが、きっちりスーツを着られていて、好印象です。

 

軽く挨拶を交わした後、いつも通りカウンセラーから紹介や説明を受けます。

前回同様、目安は1時間程度。

カウンセラーは戻ってこないので時間になったら勝手に終了して構わないとのことでした。

 

前回と違ったのは、このタイミングで主催者(Dさんのカウンセラー)が退室してしまうこと。

主催者が退室すると会議が終了してしまうので、Dさんに主催者を交代するらしいです。

 

大したことじゃないですが、少し不安に思ったことがあります。

それは、主催者にのみ権限がある「録画機能」について。

 

色々オンラインお見合いについて調べていた際に、録画機能について言及されているものもあったので、「まさか録画されないよね…?」と思ってしまいました(心配性)

まさかお見合いの場でそんなことする方はいないですよね…!

 

主催者をDさんが引継ぎ、カウンセラーが退室したところで、お見合いスタートです。

 

想像以上に真面目で物静かな方だったので、こちらから積極的に話題を振っていきました。

私が終始リードしている感じでしたが、思いの外盛り上がりました。

 

何故かというと。。。

 

実は、同じ大学出身だということが分かったんです。

 

違う学部でしたが、恐らく構内ですれ違ったこともあるはず!と一気に親近感がわきました。

まさかお見合いの場で、懐かしいローカルネタで盛り上がれるとは思いませんでした。

Dさんもそれで緊張が解けたようです。

 

仕事については業種も勤務体系も違ったので、そこそこで切り上げて、、、

学生時代の話が中心になりましたが、同じファーストフード店でバイトした経験があるなど、他にも共通点が見つかりました。

 

思い出話で盛り上がると1時間もあっという間です。

 

「人と話すのが苦手なんですが、乃神さんとはとても話しやすかったです。ありがとうございました。」

「こちらこそありがとうございました。色々話せて楽しかったです。」

 

Dさんは自分から話題を振るタイプではないですが、ちゃんと受け答えして頂けるので、お喋り好きな私には問題ありません。

当初のイメージ通り、真面目な方でした。

 

心配していた共感力のなさについては、1時間のお見合いでは感じませんでした。 

 

ただ、気になることがありました。

こちらが笑顔で話し掛けても、Dさんがずっと真顔だったことです。

 

笑うのが苦手なのか、緊張しているのか。。。

プロフィール写真も真顔だったので、あまり笑わない方なのかもしれません。

 

私が無言でニコッと笑い掛けると、くしゃっとした笑顔を返してくれたので、「良かった!笑えるんだ!」って思いました。

慣れてきたら、もっと笑ってもらえるようになるんでしょうか。。。

 

【お見合い結果】
成立(Dさん:〇 乃神:〇)

 

笑顔以外にも、もう一つ気になる所はあったのですが、それも緊張しているだけかもしれないので、取り敢えず交際希望にしました。

仮交際成立2人目です!

《仮交際①》公務員Cさん/初デート後編

※注意※ 

引き続き、今回も不満ばかり書き連ねた、かなり愚痴っぽい内容となっていますので、大丈夫な方のみお読みください。

 

 

 ↓ ↓ ↓  

 

 

道中、色々ありましたが……。

無事目的地のピザ屋に到着しました。

 

着いて早々、ここでも気になることがありました。

 

予約席に通された際、当然のようにCさんが奥のソファーにドカッと座ったんです。

「え、そっち座るんだ…!?」と思って一瞬固まりましたが、気を取り直して、手前の椅子に座りました。

 

嫌な意味で驚かされ続け、私のテンションは下がる一方です。。。

 

 

基本的に、男性は女性に奥のソファーを勧めるのがマナーだと思っています。

 

もちろんそれが絶対ではないです。

時と場合によりますし、相手との関係性や店内の様子によって対応も変わります。

 

これまで男性と食事する際は、相手が恋人でも会社の上司でも、「奥に座ってー」と言われることが多かったですし、それが普通だと思っていました。

仮交際とはいえ初デートなのに、まさか自分だけ先にさっさと奥に座る方がいるとは。。。

 

今後、例えば私の両親と同席する場合であっても、気を遣わずに、さっさと自分だけ奥に座りそうですね。

もしかすると腰痛もちで硬い椅子に座れないとか、何か身体的な事情がある可能性もなくはないですが…。

 

女性の方が荷物も多いと思うので、ソファーを勧めて頂けると嬉しいです。

大切にされていると感じますし、嫌だと思う女性は少ないのではないでしょうか。

常に気を遣え!女性ファーストだ!とは思いませんが、婚活男性にはスマートに「奥にどうぞ」と勧めて頂きたいです。

 

 

そして、さっさとメニューを開いたCさんの語りが始まりました。

 

「私のオススメはこれです!ここのオーナーと仲が良くて教えてもらったんですが、これがオーナーオススメのピザで、このピザは~~~~~~~」

「そうなんですね。私はこれにします。」

 

Cさんはオーナーオススメのピザ

私はマルゲリータ←笑

 

完全に食欲がなくなってしまったので、出来るだけ軽めなピザを選びたかったんです。

しかし、メニューでもオススメと書かれているそのピザは、

か・な・りカロリー高め!!

バジル好きなんですよーと適当に理由をつけて、迷わず無難なマルゲリータを選びました。

 

店員さんに2枚同時に焼くか、1枚ずつ焼いてシェアするかと聞かれ、

 

「2枚同時にお願いします!」と即答しました。

仲の良い方じゃないとシェアは無理です…。

 

 

先にCさんオススメのサラダを頂きつつ、美味しいですねーと無難な感想を言って場をつなぎます。

 

そして、流石ピザ!

速攻で焼きあがって机に並びました。

 

この時の気持ちは、

位置について、よーい、ドン!でした。

こんなにピザを急いで食べたのは初めてです。

 

早く解散したい気持ちでいっぱいだったので、自分のマルゲリータをなんとか無事に完食し、ドリンクを飲み干します。

「美味しかったですねー!」とパスを投げたところ、

「喜んでもらえて良かったです。そろそろ出ましょうか。」と上手く受け取ってもらえて店から脱出することができました。

 

「次回は何が食べたいですか?」

残念ですが、次はありません。

お茶を濁すことにします。

「そうですね…、お肉が食べたいです。また予定を確認して連絡しますね。」

「分かりました。では、美味しいお肉の店にしましょう。」

「では、私はこっちに車を停めているので、ここで!今日はありがとうございました!」

 

 

そそくさと退散し、車に向かう道中、

《仮交際終了》の連絡をカウンセラーに入れました。

 

それと同時にCさんから「電話で話す以上にとても楽しかったです!」とテンション高めなお礼のLINEが届いたので、ちゃんとお礼の返信をしました。

 

Cさんとの初デートは、 

お店の滞在時間30分、一緒だった時間45分でした。

ごくごく短時間でしたが、とっても疲れました。

 

オンラインお見合いは仮交際成立の割合が高いらしいんですが、一度くらい直接会ってみても良いかな、と軽い気持ちでOKしやすいからだと思います。

やはり「対面の方が情報量が多い」ことが分かったので、コロナは心配ですが、今後は早めに初デートに行きたいです。

 

公務員Cさん =仮交際終了=

《仮交際①》公務員Cさん/初デート前編

※注意※ 

今回は不満ばかり書き連ねた、かなり愚痴っぽい内容となっていますので、大丈夫な方のみお読みください。

 

 ↓ ↓ ↓  

 

緊急事態宣言が解除された後も日常が戻らず、なかなか初デートに踏み切ることができませんでした。

 

お見合いから1か月、ついにCさんとの初デートです。 

 ピザとサラダが美味しいと3回聞かされたCさんオススメの店を予約していただき、ランチをご一緒することになりました。

 

もったいぶるように「〇〇の近くにある店で、とても美味しいので楽しみにしていてください!」と繰り返すばかりで頑なに店名を教えて頂けず、少しイラっときたので、こちらからも無理に聞き出さずに当日を迎えました。

まあ、指定された待ち合わせ場所から大体予想はつきますけどね。

 

 

約束の10分前に待ち合わせ場所に到着し、ベンチに座ってCさんを待ちます。

Cさんは時間ギリギリ(時間ぴったり?)に来るタイプのようです。

 

「あ、お待たせしました…」

「乃神です、今日はよろしくお願いします。」

「ええ、よろしくお願いします…

 

対面の第一印象

・暗い

・やる気がなさそう

・ラフな服装、かなりおっさんぽい(50代…?)

目が死んでる

 

緊張しているようには見えないのですが、電話で話す時のようなノリノリな感じはどこにもありません。

服装についても、記念すべき初デートですし、私は乗り気でなくてもワンピースを着てちゃんとオシャレしてきたのに…って思ってしまいました。

 

特に気になったのはCさんの目です。

ややピントの合っていないプロフィール写真でも、画面が暗かったオンラインお見合いでも気になっていたのですが、実物でも同様でした。

 

実際に視線を合わせて、「あ、これダメだ」って思いました。

これは生理的に無理なやつです。

 

この時点で「一緒に歩くのも、食事するのも無理だ、どうしよう、帰りたい…」と思ったのですが、流石にそれはできません。

 

 

「では、行きましょうか!」

「そうですねー」

「・・・・・?」

私が動き出すのを待っているような雰囲気を出されるんですが、どの方角に向かうのかさえ知らないので、Cさんが先導してくれないと動けません。

「・・・どっちの方向に行くんですか?」

「こっちです」 

 

Cさんが右側、私が左側で歩き出したんですが。。。

 

歩き出して直ぐの十字路で急に左側に寄ってこられて、ぶつかりそうになったのでびっくりしました。

「えっと・・・、こっちですか?」

「そうです」

普通、曲がるなら曲がるって言いませんか!? 

 

待ち合わせ場所の近くにある美味しいピザ屋を通り過ぎ、(この店じゃないんですか?この方向だと、もう近くにピザ屋ないですよ!?)

 

「・・・どこまで行くんですか?」

「もう少しです」

 

歩道橋を上り下り、(初デートですし一応ハイヒール履いてきてるんですけど!Cさんはスニーカーだけど!)

 

正直、「どこまで歩かせるの!?」って思いました。

 

こちらが聞かなくても「〇分位歩きます」「次の角を左に曲がります」「歩道橋を渡りましょう」程度の案内はして欲しいです…。

大した距離じゃなかったとしても、目的地が分からないまま、案内もないまま、ほぼ初対面の方と一緒に歩くってしんどいです。

 

何度も急に曲がられるので、ぶつかりそうになったり、置いていかれそうになったり…。

これは、気が利かないというレベルの話ではないと思いました。

案内役に助手席に乗せても、役に立たなさそうなタイプですね。

 

 

暫く歩いて、気付きました。

どうやら、私が何度も行ったことがあるお店に向かっているようです。

 

「・・・この先にある■■ってお店ですか?」

「そうです。来たことありますか?」

「はい、何度か…」

「え!?違う店にすればよかったですかね…」

「大丈夫です。でも、この店なら、なぜ待ち合わせ場所があそこだったんですか?」

「他に待ち合わせ場所になるような場所がなくて。」

「この近くなら△△とか、◇◇とか…、もしくは現地集合なら近くの駐車場に停めることもできたんですが…。

「すみません…」

 

色々重なって少しイラついていたので、つい言ってしまいました。 

Cさんが「〇〇の近く」の店だと言っていたので、近くの駐車場に停めたんですが…全然近くありません。

なんでそんな遠くに停めたの?って言われそうな距離です。

この「〇〇」も目印としてはマイナーなチョイスですし、「近く」の感覚も違うし…。

 

私がこの辺りに詳しくなくて、分かりやすい場所を指定してくれた、ということなら理解できます。

しかし、私の職場はこの近くにあり、10年勤めていることを、Cさんは知っているんです。

 

本当に、なんなんでしょう。。。

 

 

 後編に続く

⦅仮交際①⦆公務員Cさん

お見合いの翌朝、仮交際が成立したとの連絡を受けました。

仮交際成立と同時にお互いの電話番号が公開されたので、ファーストコールに備えて登録を済ませます。

基本的にLINEを使うことになるとは思いますが、念のため登録しました。

 

初めてのファーストコールなので、少し緊張します。

電話を掛ける方はもっと緊張するんでしょうね。。。

受ける方も緊張しながらスマホを手に電話を待っているので、予定時刻通りに掛けてあげてください。

 

 

Cさんのファーストコールは予定時刻を3分過ぎた頃にありました。

 

「乃神です!お電話ありがとうございます!」

「Cです。昨日はありがとうございました。とても楽しかったです。直ぐにでもお会いしたいところなんですが、今は緊急事態宣言も発令されていますし、少し落ち着いたら食事に行きましょう。ショートメールでLINEのIDを送りますので、登録お願いします。」

「こちらこそ、昨日はありがとうございました。緊急事態宣言が解除されるのを待ちましょう。メールお待ちしていますね。」

 

事前に考えていたと思われるCさんの淀みのない台詞を聞き、想像以上にあっさりと通話を終えました。

時間にして1分半。

 

Cさんは話が長いことが分かっていたので、ファーストコールから長電話になることを覚悟していたのですが…。

ブログ等でアドバイスされている「ファーストコールの掛け方」の通り、ごく短時間でした。

今になって思えば、通話料がかかるからかもしれません。

 

普通なら、このファーストコールで初回デートの約束をしますが、今はまだその予定も立てられません。

この後、直ぐにショートメールでIDが届き、無事にLINE交換を済ませました。

 

LINE交換後は、定期的に連絡を取りました。

2日に一度、メッセージ2往復。

1週間に一度、LINE電話で1時間半。

 

メッセージは、天気やコロナなど他愛もない世間話だけ。

Cさんの方から早々に切り上げられるので、お互いのことを話す雰囲気ではなく、事務的なコミュニケーションだけでした。

 

その代わり、電話ではお互いのことをたくさん話しました。

 

初回は1時間以上話しても、全く話題が尽きませんでした。

仕事内容、好きな食べ物、乗っている車、趣味の旅行について。。。

話す量は、お互い半分ずつという感じでした。

《5:5》

 

しかし、その後

 

2回目、ややCさんの話す量が多くなり…

《6:4》

 

3回目、Cさんの話に相槌を打っていることが多くなり…

《7:3》

 

4回目、一方的な話に相槌を打つことさえ面倒になりました。

《9:1》

 

私は自分がお喋りなので、自分ばかり話し過ぎないように、相手にどんどん話題を振るよう常に意識しています。

話し下手な方からは話しやすいと言って頂けるのですが、Cさんは気持ちよく喋らせ過ぎたのかもしれません。

 

電話で話す度にCさんのテンションが上がっていくのが分かりました。

私も一生懸命話題を出して話していたつもりなんですが、私が1話すと、ノリノリなCさんから3返ってきます。

「××といえば、〇〇ですよね~」

「ですよね!〇〇ですし、△△ですし、◇◇ですよね!◇◇といえば~」

 

1時間を過ぎた頃、一方的な話を聞くのに疲れて、ついつい相槌が疎かになっていきます。

しかし、それでもCさんは引き続き一人で盛り上がってらっしゃいます。。。

「いや~、乃神さんとは話が合いますね!仕事のやり方とか、旅行の楽しみ方とか、似ているところがとても多いみたいですし!話していてとても楽しいです!ついつい話し過ぎてしまいます!」

 

 

ちなみにCさんは毎回、何らかの話題を準備してきてくれます。

とっておきの面白い話をする、すべらない話をする、と前置きをされて話されるんですが、さっぱり面白くありません…。

 

自慢話やこだわりについては、同じ話を3回するのがデフォルトのようです。

最初はどんな話も「そうなんですね!」と積極的に聞きますが、3度目にもなると「ですねー」とどうしても適当になってしまいます。

 

話せば話すほど私のテンションは下がる一方ですが。。。 

 

「乃神さんとお話しするのがとても楽しいです!気付いたら時間が経ってます!もっとお話ししたいです!早くお会いして食事をご一緒したいです!」

「そうですね~」

 私、全然楽しくないです…話聞いてるだけです…もう切っていいですか?

 

正直、この時点で仮交際終了したいと思ってはいたのですが、仮交際成立後、一度は直接会うのがマナーだし…と踏み止まっていました。

 

お見合いや初回の電話では問題なかったですし、もしかして直接会って話すのは大丈夫かもしれない、と前向きに考えて、初デートに向かいます。